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2015年2月 |
2015.2.28(土)愛知県 豊川市
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●春の兆し(シロトゲエダシャクとホソウスバフユシャク)
シロトゲエダシャクのオス :Nikon 1 V1 DX Micro85mm SB-N7
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シロトゲエダシャクのメス
:Nikon 1 V1 DX Micro40mm SB-N7+SB-700(スレーブ)
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ホソウスバフユシャクのオス
:Nikon 1 V1 DX Micro85mm SB-N7+SB-700(スレーブ)
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このところ昼間は春の訪れを感じさせる陽気が続いています。今日は朝から用事があったのですが、昼食後出かけました。
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公園内は、冬の静けさが嘘だったように人が多く、人目を避けながらの捜索となりました。桜の幹を双眼鏡で眺めていて白いフユシャクを発見!。これまで見た事が無かった「シロトゲエダシャク」のオスでした。さらにもう1頭発見。
シロトゲエダシャクの食樹は桜だったかな?と思い探していると、それらしきメスも発見しました。これまでの数年間、何で見つからなかったんだろう?。
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シロフフユエダシャクのオスとメス、ホソウスバフユシャクのオスとメスも見つかりました。ホソウスバのオスは久しぶりに見ました(メスはあんなにウジャウジャいるのに)。これだけの種類が一度に見つかるのは久しぶりですが、ホソウスバが出始めると、この地方も春の訪れです。嬉しいような、フユシャクのシーズンが終わりに近づいて寂しいような、複雑な気持ち・・・。
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2015.2.21(土)愛知県 豊川市
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●陸アザラシ
・陸アザラシ:Nikon 1 V1 DX Micro85mm SB-N5+SB-700(スレーブ)
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早朝からフユシャクを探しに出かけました。
公園の遊歩道の疑木の上で、「陸アザラシ」と呼ばれるフユシャク亜科のメスが見つかりました。フユシャク亜科のメスは同定に迷うのですが、このポイントではクロテンフユシャクのオスが現れる頃に見られ始めるので、これは恐らくクロテンフユシャクだろうと思います。
そうこうしている内に小雨が降って来ましたが、捜索続行です。
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・シロフフユエダシャクのメス:Nikon COOLPIX P6000 内蔵フラッシュ
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今日もシロフフユエダシャクのオスが大量に見つかりました。中には、例のごとくクモに捉えられた個体もいました。そう言えばしばらくの間メスを見ていないなと思ったら、コナラの幹でメスが見つかりました。また、近くのコナラでは産卵後のクロテンフユシャクのメスが3頭見られましたが、期待していたシモフリトゲエダシャクは見つかりませんでした。
来週あたりはそろそろホソウスバフユシャクが現れると思いますが、そうすると本格的な春の訪れはもうすぐです。
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2015.2.15(日)愛知県 豊川市
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●クロテンフユシャクとヒロバフユエダシャク
クロテンフユシャク(メス) Nikon COOLPIX P6000
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・ヒロバフユエダシャク(メス) Nikon 1 V2 DX40mm SB-N5+SB-700(スレーブ)
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今日もまたフユシャクを探しに出かけました。
そろそろクロテンフユシャクが出始める頃だと思って捜索開始・・・の前にトイレに入ったら、壁にクロテンフユシャクのオスがとまっていました。彼らが出てきたら、冬も終わりに近づいた感じです。とは言え、今日は冷たい北風が強く、春本番はまだまだです。
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手すりの上でフユシャク亜科のメスを発見(上の写真)。フユシャク亜科のメスはどれも似たような姿ですが、この場所ではウスバフユシャクを見る事は少なく、クロテンの季節にメスを見かけるようになるので、これは恐らくクロテンだと思います。雑木林の木の幹では、シロフフユエダシャクのオスが多数見つかりました。いずれも風を避けて風下側にとまっていて、1本の木で複数見つかる事もありました。彼らは今が最盛期のようです。
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桜の木ではヒロバフユエダシャクのメスが2頭見つかりました。ヒロバを見たのは先週が初めてですが、面白いもので最初の1頭を見つけると次々に見つかるようになります。彼らの姿は桜の樹皮が捲れた様子に似ていて、「この樹皮はヒロバみたいだなあ」と思ったら、本当にヒロバでした(笑)。掲載した写真の個体は、何とイラガの繭の抜け殻の上にいました。
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花の写真を撮っているという人が話しかけて来たので、少しフユシャクの話をしましたが、「世の中には色んな人がいるなあ」と言われました。私と話をした人は、例外なくこの台詞をおっしゃいます。
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2015.2.07(土)愛知県 豊川市
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●シロフフユエダシャクとヒロバフユエダシャク
・シロフフユエダシャク(オス)Nikon COOLPIX P6000 内蔵フラッシュ
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・ヒロバフユエダシャク(メス) Nikon 1 V2 DX40mm SB-N5
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午前中用事に出かけ、戻って来たのが夕方になってしまいましたが、家に帰る前に寄り道してフユシャクを探しました。
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夕食までには帰ると言ってあったので気が焦りますが、シロフフユエダシャクのオスが3頭見つかりました。写真を掲載したのは斑紋が一番はっきりした個体ですが、先週の写真と比べてみて下さい!。本当に同一種かと思いますね?。・・・間違っていないつもりですが(笑)。
ウスバフユシャクのオスはまだ見られました。このフィールドでフユシャクとして見られる時期が一番長いのは、彼らかも知れません。
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うす暗くなって来たので帰ろうかと思いましたが、桜の植えられた公園を覗いてみると、2本目の桜の幹で思いがけないのに出会いました。
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「・・・?」
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エダシャク亜科のようですが、私にとっては初めて見る種でした。体長11mmほどですが、前翅が長いので迫力がありました。(後ろに伸びているのが前翅です。)
家に帰ってから調べたところ、どうやらヒロバフユエダシャクのようでした。この公園のフユシャクは調べ尽くしたような気になっていましたが、私はまだまだ修行が足りないようです。
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2015.2.01(日)愛知県 豊川市
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●シロフフユエダシャクと、ウスバフユシャクの死
・シロフフユエダシャク:Nikon COOLPIX P6000 内蔵フラッシュ
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午前中、愛知県知事選の投票に行き、その足でフユシャクを探しに行きました。
桜の幹を見て回ったところ、風の当たりにくい枝分かれした場所でシロフフユエダシャクのオスが見つかりました。かなり斑紋の薄い個体ですが、麟紛は綺麗にそろっていて、羽化直後のようでした。
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・ウスバフユシャクの死:Nikon COOLPIX P6000 内蔵フラッシュ
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さらに探してみると、木の根元に近い場所で樹皮の隙間に挟まっているウスバフユシャクのオスが見つかりました。以前、別種のメスが同じように死んでいる写真を載せましたが、天敵のクモに捕まり樹皮の隙間に引きずり込まれたようです。左側から覗いてみましたが、クモの姿はよく分かりませんでした。
今日はメスは全く見つけられず、時間切れとなって昼食のため引き返しました。
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