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2013年10月 
2013.10.27(日)愛知県 豊田市自然観察の森
 
●ヤマトカギバの幼虫
 
 Nikon 1 V1  DX Micro40mm SB-N5 + SB700(スレーブ)
 
久しぶりの撮影です!。
レンズが壊れただの、カメラが壊れただのと騒いでいたら、自分の体が壊れてしばらくの間休んでいました。ようやくここ数日で調子が戻って来たところです。

今年は暑かったので、この時期はクロツバメシジミには遅く、かと言ってアサギマダラを撮るにも手遅れ気味です。やや中途半端な感じですが、電車に揺られて豊田市へ向かう事にしました。狙いは、オオミズアオやシンジュサンと言った大型種の幼虫です。
しかし、捜索の結果、それらの種はどうしても見つけられませんでした。

日当たりの良いクヌギの幼木に食痕があったので探してみると、見つかったのは写真のヤマトカギバ(たぶん)の幼虫。小さな尾状突起がチャームポイントです。体長約15mm・・・。
それにしても食痕が盛大だと思ったら、同じ枝に4頭いました。葉の「先っぽ」だけを枯れたような状態にして、そこに潜んでいるので目立ちません。本種は写真のように体をU字型に曲げて静止しますが、これは影の部分を減らして鳥の目をごまかそうとしているのでしょうか?。

帰ろうとしたら、目の前をアサギマダラがフワフワと飛んで行きました。あらら〜。
 
2013.10.06(日)愛知県 豊橋市 石巻山
 
●コウモリガ(V1退院)
 
 Nikon 1 V1  DX Micro40mm SB-N5 + SB700(スレーブ)
 
早起きして石巻山へ出発。
例年この時期はアサギマダラの撮影ですが、今日はアゲハモドキの幼虫を探すのが主な目的です。ジャコウアゲハに擬態したアゲハモドキは、時々成虫を見かけますが、幼虫も面白い姿をしています。昨年の撮影で地面を這っている終齢幼虫を見つけたので、今年はミズキの葉にいる様子を撮りたいと思ったのでした。

そんな訳でミズキをチェックしながら歩いたのですが、アゲハモドキの「ア」の字も見つけられませんでした。う〜ん、探し方が悪いのか、それとも時期を外したのか?。来年への課題としましょう。
他に何かいないか探したところ、アケビが絡んでいる低木ではアケビコノハの幼虫が、カラスザンショウではアゲハチョウやモンキアゲハの幼虫が見られました。アサギマダラは見かけませんでした、というか、幼虫ばかり撮っていたので、頭の上を飛んでいても気がつかなかった事でしょう(笑)。

今日はこんなものかと思いながら、面白半分に双眼鏡で少し離れた木を覗いてみたところ、クヌギの枝に何やら黒いものが引っ掛かって風に揺れていました。揺れ方からして何かの幼虫ではなさそうです。いや、むしろ成虫かも。一応念のため近づいてみると・・・「あー、コウモリガだ!」と叫んでしまいました。よく自販機や電柱にとまっているのを見かけますが、自然な状態で見つけたのは初めてなので嬉しくなってしまいました。

先日めでたく退院して来たV1での撮影です。マウントを含むシャーシ、前カバー、後カバー、サイドカバーなど交換となりました。って、上カバー以外殆どです。
それでも治療費は15000円余り。撮像素子やEVFなど主要デバイスの交換は免れたのでこの金額で済んだようです。やれやれ。
 
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