←前の月へ 撮影日記の目次へ 次の月へ→ |
2013年8月 |
2013.8.30(金)愛知県 名古屋市 広小路通り
●蝶の飛ぶ街プロジェクト・その後
Nikon COOLPIX P7700 内蔵フラッシュ(自作ディフューザー)
夏休みももう終わりですね。この時期まで来ると、林間学校の引率も補習の採点もありません。が、私には用事があったので、台風が来る前に名古屋へ行って来ました。ついでに、かつて商店街ぐるみで「蝶の飛ぶ街プロジェクト」をやっていた広小路通りを歩いてみました。
イチモンジセセリの渡りの季節なので、デパートの壁や居酒屋の看板にとまっている個体が沢山見られました(上の写真)。通りには蝶の食草や吸蜜源となる植物が植えられていましたが、今日はそれらを訪れている蝶は見られませんでした。(もともと交通量の多い所なので・・・)
プロジェクトの考えに協賛していた企業のビルでは、テラスに植えられた蝶の食草や食樹が今でも健在で、恐らく枯れないように水をやっていると思われます。従業員の方か商店街の方か分かりませんが、お疲れ様ですm(_ _)m
帰りにカメラ屋に寄って、またまた機材を増強してしまいました。
|
2013.8.15(木)愛知県 豊川市
●アゲハチョウ(AT−XM90を試す)
Nikon D300s AT-XM90 SB700(FP発光)
前述したMicro105mmですが、いじっているうちに、とうとうピントリングが回らなくなってしまいました。AFとMFの切り替えクラッチが壊れたと思われます。
手ぶれ補正の動作が怪しいVR105mmもあまり使いたくないので、地下室を捜索してトキナーの90mmマクロを発掘しました。
さっそく近所の公園で試し撮り。先日見つけたアゲハチョウの蛹はまだ羽化していませんでしたが、新鮮な成虫が数多く見られました。アベリアで吸蜜したり日陰で休んでいるところを撮影。
この90mmはMF専用なので、使い勝手は非常に快適です。しかし絞り優先で撮ると、絞り込むとなぜか露出不足になるようです。ちなみに焦点距離とF値は手動で設定(86mm、F2.5を選択)、RGB測光での撮影です。
意外だったのがSB700との組み合わせで、レンズ側が距離情報を持たないので調光は不安定になるかと思いきや、至近距離から中距離までかなり安定した結果が得られました。(上の写真)
・・という訳で、MFのMicro Nikkorはどうなんだろうと興味が湧いて来ました。
アオスジアゲハの方は、先日の幼虫は行方不明となってしまいましたが、あちこちの枝先に卵が産み付けられていました。
|
2013.8.10(土)愛知県 豊川市
●アオスジアゲハの幼虫
Nikon D300s Micro105mm 内蔵フラッシュ+SB700(スレーブ)
今日の最高気温は40℃を超える所も出そうとの天気予報でしたが、そんなの関係ありません。行きたい所へ行って、撮りたいものを撮るだけです。
公園内は、元気なお年寄りが散歩したりしていました(←心配になる)が、やはり人の数はまばらでした。お盆で帰省する人も多いのかな?
先週見つけたアゲハチョウの幼虫は蛹になっていましたが、1頭しか見つかりませんでした。それ以外の兄弟は鳥に食べられてしまったのか、あるいは他の場所で無事に蛹化しているのでしょうか。
日の当らないところで休んでいると、アオスジアゲハのメスが産卵場所を探しに飛んで来ました。しばらく観察したところ、日陰に生えているクスノキの若芽に1つずつ産卵するのが見られました。幼虫や蛹がいないか探してみると、幼虫が見つかりました。小さなトゲトゲがある若齢幼虫です(*^_^*)。高い所だったので、背伸びするようにして何とか撮影・・・。
最近VR105mmのVR機構が電源を切った時にガタガタ音がする(T_T)ので不安になり、代わりにMicro105mmを使って来たのですが、ピントリングを回した時に内部で何かが引っ掛かるようになってしまいました(T_T)。最新の機材は、AF、VRなど便利になった分、故障する部品も増えたという事でしょう。いっそのこと、最新の技術で等倍のMFマクロレンズを作ってくれないものでしょうか?。マクロ撮影にAFは必要ないし・・・と思っている人は少ないんだろうなあ。
|
2013.8.02(金)愛知県 豊川市
●アゲハチョウの幼虫
Nikon D300s Micro105mm 三脚+レフ板
5月にコジャノメを撮った里山へ、また出かけました。今日は平日ですが、別に仕事をサボっている訳ではなく、夏休みです。
コジャノメは春型より夏型の方が好きなので、撮ってみようという気になりました。
ところが現場に着いてみると、生息地の笹が徹底的に刈り取られており、コジャノメの姿は見られませんでした。いつも思うのですが、ここまで徹底的に草刈りをする必要があるんでしょうか?。近くに田畑がある訳でもなく、草刈りをしても農家の収益には無関係だと思うのですが、不思議でなりません。
よく聞く言葉に、「西洋人は自然を征服し、日本人は自然と調和する民族だ」という言葉がありますが、それは全く逆だと思います。実際には、日本人は広葉樹林をスギヒノキの人工林に変えたり、小川をコンクリートの水路に変えるのが大好きで、むしろドイツ人なんかは自然と調和を目指す民族でしょう。
歴史のどこかで、国民性が入れ替わったのだと思います。(-_-;)
それはさておき、前回の撮影でミカンの木が植えられているのを見ていたので、今日は三脚を持って来ました。探すのはアゲハチョウの幼虫です。大きな木と小さな木があり、小さな木の方が多くの幼虫が見つかりました。図鑑などを見ても蝶の産卵場所としては幼木が好まれるように書かれていますが、実際に小さな木の方が幼虫の数が多いのか、数は同じでも人口密度(?)が高いだけなのか、疑問に思っています。
フラッシュをスレーブで使ったりしましたが、上の写真はレフ板を使い自然光のみで撮ってみました。
|
←前の月へ 撮影日記の目次へ 次の月へ→ |