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2013年5月 |
2013.5.25(土)愛知県 新城市 愛知県民の森
●森の目玉模様
Nikon D300s VR105mm+TC17EU 内蔵フラッシュ+SB-700(スレーブ発光)
そろそろゼフィルスの仲間が気になる季節です。
例年ならば葦毛湿原辺りに出かけるところですが、一昨年辺りからカメラを持った人達(私もですが)が多くなり何だか大変な事になったので、考えた末、その人数を一人減らす事にしました。
と言う訳で、またまた飯田線に揺られること1時間。県民の森に到着です。園内はウツギの花が満開。蝶の姿は少な目でしたが、占有行動するイチモンジチョウやミスジチョウが見られました。アカタテハ、テングチョウ、ウラギンシジミ初見。
帰り際、入口付近の金網にゴヨウアケビの蔓が絡んでいるのを見つけましたが、よく見ると食痕があり、新しい糞が転がっていました。これはもしや・・・と思ったら、やっぱり居ました!。アケビコノハの幼虫です。
強い日射しを避けて葉っぱの下で上半身を丸め、目玉模様が目立っていました。早速写真に収めようとしましたが、どうしても金網が写り込んでしまうので、思い切って背中の目玉模様をクローズアップする事にしました。
ちなみに、ピクチャーコントロールはRAW現像時に「ビビッド」を選んでいます。
・・・どうですか?、かわいい・・・でしょ?(^_^;)
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2013.5.18(土)静岡県 浜松市 佐久間町
●クロツバメシジミの探索・その10
Nikon D300s VR105mm+TC17EU SB-700(FP発光)
これまでクロツバメシジミを求めて浜松市の山間部で一人珍道中を繰り広げて来ましたが(思い返せば本当に珍道中だった)、ついにこれが10回目となりました!。第一化を撮りに行くのはこれが初めてとなります。今回は新しい場所ではなく、半年前に訪れた生息地を訪れることにしました。
朝のうちは曇っていたのですが、ポイントに着くころには快晴となり、既に多数の個体が活動中でした。湿った地面で吸水するオスや、マンネングサの花で吸蜜する様子が見られました。残念ながらほとんどは汚損していましたが、新鮮な個体も1,2頭いました。(上の写真)
昼前に、マンネングサが生い茂る斜面に移動。ここでも必ず見られるはずだと予想したのですが、半年前と同じく、全く見られませんでした。何か条件が悪いのでしょうか?。帰りにもう一度最初のポイントに寄ってみたのですが、すでに日陰になっている石垣でツメレンゲに産卵しているメスがいました。
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2013.5.12(日)愛知県 豊川市
●コジャノメの交尾
Nikon 1 V1 VR105mm SB-N5
朝から用事を済ませて、性懲りもなくコジャノメを目当てに出かけました。
先週は13:00ごろから占有行動が始まったのですが、今日は現場に到着すると既に複数のオスが追いかけ合っていました。
今回は、D300sに広角レンズとフラッシュの組み合わせで飛翔写真に挑戦。秒7コマでフラッシュを連動させると、暗闇に目玉模様が次々と浮かび上がりました。ようやくまあまあ満足できる写真となったので、先週アップしたギャラリーの写真を早速入れ替えました。
追いかけ合っているオスを横目(?)に、不活発でやや大きめな個体がいました。メスです。よたよた飛び出したメスの後をオスが追飛したと思ったら、すぐにメスが地表に降り、オスが何度か頭突きするような仕草をして交尾が成立しました。
交尾が始まったのは13:35で、14:30ごろまで続きました。ほぼ同時刻にもう1組の交尾が成立しましたが、恐らく、昨日が雨だったので今朝羽化したメスが多かったのだろうと思います。
やはり「雨の翌日の晴天」は蝶写真の鉄板だと、一人で納得しました。
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2013.5.05(日)愛知県 豊川市
●コジャノメの飛翔
Nikon D300s DX40mm SB-700(FP発光)(トリミング)
連休の後半は家族サービスと用事に追われていますが、昼から時間が出来たので、冬場にフユシャクを撮った場所へ行ってみました。
見通しの良かった雑木林はすっかり新緑に覆われ、木漏れ日の中をコジャノメが占有行動していました。コジャノメの追飛は、蝶の写真を撮り始めたころに県民の森で見た事がありましたが、当時は蝶が飛んでいるところを撮るなど思いつきもしませんでした。
早速、撮影開始・・・。追飛しているところを広角レンズで撮ったのですが、なかなか2頭同時に良い角度で撮れず、1頭しか飛んでいないような写真になってしまいました。ならば飛び立つところを狙おうという事で撮ったのが、上の写真。テリトリーに入った別の個体に向かって飛び立ったところです。2頭同時にフレームに収めたいのですが、これが精一杯でした。
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2013.5.02(木)愛知県 新城市
●ホソバシャクナゲとウスバアゲハ
Nikon D300s DX40mm SB-700(FP発光)
先日の結果に満足行かなかったので、またまたJRと豊鉄バスに寄付をして、同じフィールドに出かけました。
朝から風が冷たかったのですが、到着すると既に多数のウスバアゲハが活動していました。彼らがよく吸蜜する10:00ごろから、ホソバシャクナゲの咲くポイントを見て回りました。花の開花状況は、早咲きの株はほとんど散っていましたが、ちょうど見ごろの株もありました。ホソバシャクナゲの花はすぐに痛んでしまうのでタイミングが難しいのですが、ウスバアゲハとの組み合わせはこの地方でしか見られないので、私としては何としても撮りたいわけです。(ホソバシャクナゲは奥三河と遠州にのみ分布。)
ウスバの方は擦れた個体が増えましたが、もうそんな贅沢は言ってられません!。とにかく吸蜜に来たところを撮るのみです。彼らは吸蜜する時は頭を花の中に突っ込んでしまうので、良い写真を撮ろうとするとなかなか厄介です。飛び立つところも狙ってみたのですが私の運動神経が追いつかず、いずれも失敗写真の山を築いてしまいました。OTL
しかも花と蝶の両方が綺麗な組み合わせとなると、なかなか思うようにいかず、かろうじて撮れたのが上の写真。・・・う〜ん。
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