←前の月へ  撮影日記の目次へ  次の月へ→
2012年12月 
2012.12.24(月・祝)愛知県 豊川市
 
●ご近所のウラギンシジミ
 
 Nikon 1 V1 10mm SB-N5
 
この3連休は仕事やら家の用事で忙しく、ようやく最終日の午後になって時間が取れました。時間が無いので近所をうろうろ。気温は低いものの、風の当たらない所では暖かさが感じられました。
前から目をつけていたポイントでウラギンシジミを捜索したところ・・・。

「イターッ!」

2年連続で見つけられなかったポイントでしたが、ようやく予想が当たりました。彼(彼女?)は意識があるらしく、強風に煽られると、そのあと微妙に体の方向きを変えようとしていました。同じ個体をパノラマで撮った写真を「パノラマ昆虫写真」に載せています。
さらに、すぐ近くのサザンカの生け垣でも1頭発見。こちらは道路わきの丸見えの位置で、歩いて行くと3m位離れた所から見つけました。

本命であるムラサキシジミは今日も見つけられず。このところずっとお腹の調子が悪いので、1時間そこそこで帰りました。ずいぶん長引いているのですが、これってノロウィルス?
 
2012.12.16(日)愛知県
 
●ムラサキツバメ越冬集団・その後
 
 Nikon 1 V1 DX55-300mm(FT1併用)
 
今日もバスと路面電車に揺られ、豊橋市の公園をシラミ潰しに探索です。

まずは初めて訪れるT公園へ。ここにもマテバシイが植えられているのは調べがついているのです。・・・が、思ったほどの本数ではありませんでした。風の当たらない越冬に適していると思われる場所があったのですが、ムラサキツバメは見つかりません。しかし、この付近の川沿いには様々な木々が植えられていて良い感じの所でした。

さて、お次はI公園へ転戦です。ここにも駐車場の周りにマテバシイが植えられていましたが、ムラサキツバメは全く見当たりませんでした。というより、車と人の出入りが激しくて探索どころではありません。諦めて、先週越冬集団が見られたO公園へ向かいました。

早速チェックしに行くと、ムラサキツバメは1頭に減っていました。今日は暖かくて日当たりが良いためか、翅を広げたかと思うと、やがて飛び立ち、近くの梢に移動して日光浴を始めました(上の写真)。さらに場所を変えながら5分ほど日光浴したあと、元の寝ぐらの周りをまとわりつく様に飛び、結局最初と同じ葉の上にとまりました。その後しばらくの間ぐるぐる歩き回っていましたが、ようやく納得がいったらしく(?)静止しました。
他の個体がいないのに、飛び立っても元の場所に戻って来るという事は、やはり自分の臭いが残っているのでしょうか?。それとも元の場所を覚えているのでしょうか?。謎であります。他の連中はどこへ行ったのかと探してみましたが、見つかりませんでした。

帰りに豊橋公園の様子を確認。ウラギンシジミは3頭とも同じ場所にぶら下がっていましたが、ムラサキシジミは見つかりませんでした。今年はカシの木が剪定され過ぎていて、適当な高さの枝が少ないのです。ムラサキシジミの越冬については、いよいよ他の場所を本格的に探さなければいけないようです。
 
2012.12.08(土)愛知県 豊橋市
 
●ムラサキツバメ越冬集団
 
 写真@:Nikon 1 V1 DX55-300mm(FT1併用)トリミング
 
 
 写真A:Nikon 1 V1 DX55-300mm(FT1併用)SB-N5 トリミング
 
12月だというのに、今年はまだムラサキツバメの越冬集団を確認できていませんでした。というか、1月以来、ムラサキツバメ自体を確認できていませんでしたw。
豊橋動植物園、蒲郡緑地と惨敗が続き、今日は豊橋市の公園を巡ってみることにしました。気分は、「ドラゴ○クエスト」ならぬ「ムラサキツバメ・クエスト」です。

まずは2年前に生息を確認したO公園へ・・・。
(※ 他の人が伏字にしているようなので、私も伏字にしました。:2013.11記)

「勇者ハ、路面電車ヲ乗リ継イダ。」、「勇者ハ散歩ノ犬ニ吠エラレタ。」
全然サマになりませんね。

マテバシイの幼木には食痕があり、期待できそうな感じでしたが、ムラサキツバメはなかなか見つかりません。そうこうするうちに人出が増えて来て、隣のN公園に転戦。こちらの公園には初めて来ましたが、マテバシイは4本生えていたものの、他の木々は殆ど葉を落としていてスカスカな状態でした。案の定、ここでは何も見つかりませんでした。

諦め切れずに再びO公園に寄ってみたところ、ここにはまず居ないだろうと思われる所でようやく見つけました!。最初は単独の個体かと思ったのですが、角度を変えて見ると隣にもう1頭と、その奥にもう1頭、計3頭の集団でした。木の南側、地上4m、すぐ上に別の葉がある場所でした。日射しが強くなると、手前の2頭は触角を開いて体を起こしモゾモゾと動いていましたが、奥の個体は体を向こう側に倒したままでした。
あまりにも分かりにくいので、微妙に違う角度から撮った写真を2枚載せます。下の写真は、手前の2頭の位置関係。こちら側にお尻を向けています。フラッシュを焚いたので、右の個体の尾状突起が白く光っているのが分かるでしょうか?
もっといい写真を撮るため、次回は脚立が必要かなあ・・・。

帰りに豊橋公園に寄り道。ムラサキシジミはとうとう居なくなってしまいました。ウラギンシジミも3頭に減っていましたが、いつまで見られるでしょうか?
 
2012.12.01(土)愛知県 蒲郡市緑地公園 → 豊橋市豊橋公園
 
●ウラギンシジミ越冬中
 
 Nikon 1 J1 10-30mm 内蔵フラッシュ(自作ディフューザー)
 
今日は、ムラサキツバメの越冬集団を探しに蒲郡市の緑地公園に行って来ました。
昨年、一昨年見られたタイサンボクを始め、あらゆる木を見て回ったのですが、集団どころか単独で越冬する個体も見つけられませんでした。マテバシイの「ひこばえ」にはそれらしき食痕があったので、いない事は無いと思いますが・・・。

昼前には気温も上がり、活動する個体がいるかなと思いましたが、やはり出て来ません。唯一活動していたのがヤクシマルリシジミで、これはこの地方では全くの普通種となったようです。

あきらめて豊橋市に戻り、駅ビルで遅い昼食をとって、帰りに豊橋公園の様子を見に行きました。
ムラサキシジミ2頭のうち1頭が(また)居なくなっていました。根拠はありませんが、彼はそのうち戻って来るような気がします。「ウラギンシジミが成る木」と名付けたツバキの木では3頭が越冬中でしたが、高い所に居るうえ位置が悪く、写真としてはイマイチでした。そんな苦労をするのも、今年は低い枝が剪定され過ぎているためです。
上の写真は、カシの木で越冬中の個体。紅葉が背景になる位置で、なかなか良い感じの写真になりました。
 
←前の月へ  撮影日記の目次へ  次の月へ→