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2012年11月 |
2012.11.25(日)愛知県 豊橋公園
●ムラサキシジミ・その後の後
Nikon 1 V1 DX40mm(FT1併用)SB-N5+自作ディフューザー
・・・同じような写真が3枚並んでしまい、恐縮です。<(_ _)>
今日はおとなしく寝ていようと思ったのですが、天候があまりに穏やかなので、昼ご飯のあと出かけることにしました。
反則ですが、体力温存のため車を利用。さっそく昨日のムラサキシジミを見に行ったところ同じ位置にいましたが、いなくなったはずのもう1頭は先週と同じ位置に戻っていました(!)。ただし、向きが下向きです。ムラサキシジミは体の向きにはあまりこだわらないようです。
先週と同じ個体とは限りませんが、戻ってきたとすれば自分のフェロモンが残っていたのか、あるいは余程この場所が良いのでしょうか?。ムラサキシジミやウラギンシジミの越冬には興味深いものがあります。
撮影していると、背後に人の気配が・・・。
「ムッ、この『気』には、オラ、憶えがあっど。(悟空?)」
振り向くと、ブログ「蝶・旅の友」の豊橋市在住のMさんでした。今日は動植物園の帰りだそうで、ヤクシマルリシジミが見られたそうです。
これ以外に新しい個体は見つからず、やはり頭がクラクラするので早めに撤収しました。
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2012.11.24(土)愛知県 豊橋公園 → 豊川市運動公園
●ムラサキシジミ・その後
Nikon 1 V1 DX40mm(FT1併用)SB-N5+自作ディフューザー
前回の撮影のあと次第に悪寒がするようになり、ついに熱が出て、数日間寝込んでしまいました。
今日は、ようやく気分が良くなったので、近場のパトロールに出かけることにしました。まずは豊橋公園へ。ムラサキシジミが寝ていた枯葉は、風の影響か向きが変わっていてムラサキシジミはいなくなっていましたが、少し離れた地上から数十cmの位置に1頭の個体が居ました。よく見ると左右の触角が2本とも途中で切れています。鳥にでも襲われたのでしょうか?
1時間ほど探してみましたが他の個体は見つからず、ウラギンシジミも1頭に減っていました。暖かい日があったので移動したのだろうと思います。
続いて、豊川市の運動公園に転戦。この公園はマテバシイが10本ほど植えられていてムラサキツバメがいるかなと思ったのですが、管理が行き届き過ぎて幼虫が好みそうな「ひこばえ」は刈り取られていました。結局、全く蝶の姿は見つけられず、昼食前に帰りました。
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2012.11.18(日)愛知県 豊橋市動植物園→豊橋公園
●ムラサキシジミの寝場所
Nikon 1 V1 DX40mm(FT1併用)SB-N5
今年はまだ時期が早いかなと思いましたが、バスと電車を乗り継いで、ムラサキツバメの越冬集団を探しに豊橋市の動植物園を訪れました。
天気は良いのですが風が強く、日陰に居るとまるで真冬のようです。2年前に越冬集団が見られたマテバシイの周囲を捜索しましたが、集団はおろか単独の個体も見つけられません。諦めて、ムラサキシジミがよく見られる生け垣に行くと、ムラサキシジミやヤクシマルリシジミが日光浴していました。今日はさすがに同業者はいないだろうと思ったのですが、年配の方が1人来ていて少し話をしました。
昼過ぎに豊橋公園へ転戦。・・・なぜかコスプレしている人が大勢いて、盛んに写真を撮り合っていました。何かのイベントでしょうか?
園内の高木は、人の身長より下の部分が殆ど刈り取られてスカスカの状態になっていました。うーん、これでは越冬する蝶の撮影に苦労しそうです。それでも捜索を続けると、枯葉の上でムラサキシジミが眠(みん)についているのが2頭見つかりました。上の写真は、フユシャク撮影用に調達したDX40mmを試してみました。高い場所だったので、背面モニタを見ながらの撮影です。このレンズの超音波モーターは普及型なのでAFは速くありませんが、ピントさえ合えば解像感は良いようです。
葉裏にいるウラギンシジミも3頭見つかりましたが、ムラサキシジミにしてもウラギンシジミにしても、できれば集団を形成したところを撮りたいものです。
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2012.11.03(土)静岡県 浜松市 天竜区
●クロツバメシジミの探索・その9
Nikon 1 V1 VR105mm(FT1併用)
早朝から飯田線の電車に揺られ、佐久間町へ。先週の探索の帰り際に偶然見つけた、ツメレンゲの群落を見に行きました。
ここはすぐ目の前を何度も通っていたはずなのに、これまでエアポケットのように見落としていた場所で、高さ7,8mの石垣の上から2/3くらいにツメレンゲが花を咲かせていました。その数100株以上。私がこれまでに見た中で最も大きな群落です。
これは期待できるとワクワクしながら気温が上がるのを待ったのですが、クロツバメシジミは最初の1頭が現れてから、その次の個体が出て来ません。2,3時間粘ったのですが、見られたのは同一と思われる1頭のみでした。ツメレンゲで吸蜜する姿も見られましたが、高い場所だったので画にならず。下の方に降りて来たところを何とか撮影できました。ツメレンゲとのツーショットですが、よく見るとツメレンゲにはクロツの食痕が見られます。
近くにマンネングサの群生地も見つかりましたが、そこにはクロツの姿はありませんでした。時期が遅かったのでしょうか?。再び彼らに会うのは、また来年という事になりそうです。
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