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2012年8月 |
2012.8.25(土)愛知県 豊川市
●カブトムシのカップル
Nikon 1 V1 10mm SB-N5
先週に引き続き、豊川市の里山へ。
朝8時半に到着。アゲハの類は9時を過ぎたころからクサギの花にやって来るようになりました。モンキアゲハは数が多いものの、汚損した個体が目立ちました。クロアゲハ、カラスアゲハ、ナガサキアゲハは其々1頭見られただけ。
林の中に入ってみると、クヌギやカシの樹液にサトキマダラヒカゲやベニシタバが来ていました。クヌギの木でモゾモゾ動いているのはカブトムシのカップルでした。(上の写真)
山の反対側まで帰って来たところ、両親に連れられたブラジル人らしき子供が「カブトムシはいますか?」と聞いて来たので場所を教えてあげたのですが、両親は日本語があまり通じず、いまいち伝わらなかったようでした。そのまま「アリガトー」と言って探しに行きましたが、果たして捕れたでしょうか?
私は、蝶やカブトムシを捕る(採る)事に反対ではありません。むしろ子供たちに大いに奨励すべきものだと思います。・・・採集禁止の場所や種を除いては。
私もあんな少年だったなあ、と思いながら帰路に着きました。
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2012.8.19(日)愛知県 豊川市
●モンキアゲハの求愛飛翔
Nikon D300s DX55-300mm SB-700
午前中に用事を済ませ、昼から車で10分の里山へ出かけました。
(車を使ってしまいましたが、10分くらいなら・・・という、自分に甘い考えです。)
ここには以前来た時にクサギが生えているのを覚えていたので、その花に集まるアゲハの類(たぐい)が狙いです。花はほぼ満開の状態で、狙い通りにクロアゲハやモンキアゲハがやって来ました。彼らは、日射しが強い時は日なたの花にあまり来ないので、日陰になった木の下で待ち伏せ撮影です。
カラスアゲハやナガサキアゲハを撮りたかったのですが、カラスアゲハは1,2度来ただけ。(あまり良い写真になりませんでした。)ナガサキアゲハは全く見られませんでした。
何かキラキラ光るものが盛んに飛んでいると思ったら、ヤマトタマムシでした。
一方、足元にやって来たのは絶滅危惧種のオオゴキブリでした。オオゴキブリは、台所に居るような平べったい奴とは違って厚みがあります。県民の森やJRの柿平駅で見た事がありますが、豊川市で見るのは初めて。
・・・今まであまり注目してなかったのですが、ここは意外な穴場かも。
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2012.8.11(土)奈良県 御所市
●ヤママユ
Nikon 1 J1 10mm
故郷の奈良へ、墓参りと親戚廻りに行って来ました。
名古屋から近鉄特急を利用し、車窓の風景を撮りながら奈良県へ。途中の吉野口駅で乗り換えようとしたところ、通路の蛍光灯にヤママユが2頭来ていました。
恐らく、駅の周辺の栗の木や桜で発生しているのだろうと思います。
ここは山に囲まれた田舎の駅ですが、その山が大きく削られていて痛々しい姿になっていました。ここに限らず、沿線の風景は木が切られたり道路の高架橋が建っていたり、私が子供のころ見た風景とは様子が変わっていて、見ていると寂しい気持ちになります。
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2012.8.03(金)静岡県 浜松市 天竜区
●クロツバメシジミの探索・その7
Nikon D300s VR105mm+TC17EU
平日ですが私は夏休みです。せっかくの休みなので、恒例となったクロツバメシジミの生息地探しに出かけました。
飯田線の各駅停車に揺られて2時間。まずは去年見つけた石垣のツメレンゲ群落へ・・・と思ったら、何という事か、ツメレンゲの「ツ」の字も無くなっていました!
どうやら地域の除草作業(?)で掻き取られたようですが、石垣からツメレンゲを取ると農作物の収穫が上がるのでしょうか?。それとも他に何か良い事があるのでしょうか?。作業した人に聞いてみたいものです。
石垣の上の方にあるマンネングサは無事だったので、全滅という事はないと思いますが、ここにクロツバメシジミの姿はありませんでした。少し離れた群落も同じような状況でした。
続いて、去年出会ったお爺さんに教えてもらった石垣を見に行くと、こちらはツメレンゲは少ないもののマンネングサやベンケイソウが生えていて、クロツバメシジミが飛んで来ました。オス、メス各1頭を確認しましたが、もう1頭いたようです。(メスには逃げられました)
それにしても今日はよく晴れて暑く、用意した水1Lを飲み干してしまいました。クロツバメシジミは、昼を過ぎてしばらく経つと全く見られなくなりました。恐らく暑過ぎたのだと思います。
次に来る時は、草を刈り取る人もいないような場所を探してみようと思います。
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