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2012年6月 |
2012.6.30(土)愛知県 名古屋市
●梅雨の中休み
ベニシジミ:Nikon 1 J1 10-30mm
今日は、名古屋へ買い物に行くついでに蝶を探してみました。
まずは地下鉄で名城公園へ。フラワーパーク付近は蝶が少なく、これは殺虫剤を撒いたかな?という感じでしたが、クヌギの樹液にルリタテハが来ていました。
名古屋城付近のカラタチの生け垣には、アゲハチョウが産卵に来ていました。モチノキ(と言うのでしょうか?)の白い花にはアオスジアゲハ。
みんな、雲の厚い時間帯には動きは鈍かったですが、少し日射しが出ると生き返ったように元気に活動していました。
栄にあるパスタ専門店でペペロンチーノを平らげ、セントラルパークへ転戦。蝶の好む花が少ないためか、こちらはパッとしませんでした。それでも広場の一角でヤブガラシの花が少しだけ咲き始めていて、アオスジアゲハが吸蜜に訪れていました。
写真は、名古屋城付近で見つけたベニシジミ。標準ズームを使い、あえて背景をとり入れて撮影しました。使用したJ1はシンクロの遅さに不満を感じる事が多く、結局、今日V1を買いました。
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2012.6.23(土)愛知県 豊田市自然観察の森
●モモスズメの交尾
Nikon D300s Micro60mm 内蔵フラッシュ+SB700(スレーブ発光)
このところ疲れ気味ですが、電車とバスを乗り継いで自然観察の森を訪れました。今日は特に目標を定めず、運が良ければオオヒカゲなども狙おうという狙いです。
朝からどんよりと雲が立ち込め、どちらかと言うと、蝶よりも蛾を狙いたくなる空模様です。遊歩道を進むと、至る所からホタルガが飛び出し、シダの茂る谷間では派手な色彩のイカリモンガが見られました。アザミの花に何やら大きなセセリが止まっていると思ったら、オオチャバネセセリでした。この森で見るのは久しぶり。
尾根沿いの階段を上って行くと、サカキの枝にぶら下がっている枯葉に目が釘付けになりました。こういう場合、それが何かは分からないのに「あっこれおかしい」と思うものです。それは交尾しているスズメガでした。
写真ではフラッシュを焚いたので色鮮やかですが、薄暗い場所だったので枯葉そのものでした。以前も昼間に夜行性の蛾の交尾を目撃した事があり、恐らく昨夜から交尾しているのだと思いますが、これは寝ている状態なのでしょうか?
先々週見つけたヤママユの幼虫は残り1頭になっていました。ウスタビガも含め、繭になっているはずだと思い探したのですが、結局見つからず。繭がどこにあるか分かっていれば、成虫を探す際に効率が良いと思ったのですが、これが次の課題です。
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2012.6.10(日)愛知県 豊田市自然観察の森
●運命(寄生されたウスタビガ)
Nikon D300s Micro60mm 内蔵ストロボ+SB700(スレーブ発光)+レフ板
今日は予想に反して良い天気です。
うっかりしていましたが、春先に見つけたヤママユの卵の、その後の経過をこれまで確かめていませんでした。そろそろ終齢幼虫になるころです。
電車とバスを乗り継いで到着〜。森に足を踏み入れたところ、遊歩道の4,5m先からバカでかいジャノメチョウが飛び出しました。目で追いかけると・・・オオヒカゲでした!。あれよあれよという間に藪の向こうに消えてしまい、一巻の終わりです。この森で見るのは久しぶりですが、全く頭の中になかったので、これは完全な不注意でした。
ミドリシジミが出ているだろうと思ったので見に行きましたが、1頭も居ません。気を取り直してクリの花をチェックしに行くと、アカシジミが1頭だけ来ていました。本日確認できたゼフィルスはこれだけ・・・。(-"-)
ヤママユの幼虫は、卵はツツジとその隣のコナラの枝に産み付けられていたのですが、コナラの木でのみ5齢と4齢幼虫が見つかりました。ツツジは食べないのでしょうか?
ボーイスカウトの集団が何やら盛り上がっているので、何だろうかと見に行くと、レンジャーの人がウスタビガの終齢幼虫を見せていました。他にも居るだろうと探したところ、3頭見つかりましたが、そのうちの1頭は上の写真のように寄生蜂の繭がぶら下がっていました(◎o◎)!。
よく見ると、背中には蜂の幼虫が食い破った穴が黒々と空いていました。寄生蜂の繭は何と43個もあって、下から見ると亀の甲羅のように一塊りになっていました。
ヤママユの場合は寄生蜂が出た後もそのまま生き続けて成虫になる事があるそうですが、このウスタビガの幼虫は息を吹きかけても反応が無く、どうやら死んでいるようでした。
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