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2012年4月 |
2012.04.28(土)愛知県 新城市
●トラフシジミの産卵
Nikon D300s DX55-300mm SB-700(FP発光)
「・・・えっ。!!(゜Д゜)(絶句)」
今日は佐久間/水窪方面へ行こうと7時過ぎの飯田線「中部天竜行き」に乗ったのですが、念のため車掌さんに乗り継ぎの時間を訪ねたところ、
「終点には9時着で、次の電車は10時15分発になります。」
と言われ、思わず叫んでしまった私です。恐るべし飯田線。っていうか、前回は始発に乗ったのか・・・。(今ごろ思い出した)
こうなったら、いつもの場所にするしかありません。切符の行き先を湯谷温泉駅に変更してもらい、ウスバアゲハを撮る事にしました。温泉近くのフィールドでは多数のオスがバタバタと飛んでいました。そこから上流ではあまり数は多くないと感じたのですが、それでも湯谷園地付近では多く飛んでいたので、どうやら数の減っている地区がある様です。(湯谷園地のレストランは営業を止めてしまったのでしょうか?、入口のゲートが閉まっていました。)
今日は望遠系のレンズしか持って来なかったのですが、思い切って狙った飛翔写真は全滅。定番の吸蜜写真も撮ってみましたが、どうもマンネリ気味です。
そう言えばこの近くにトラフシジミが産卵に来る場所があるんだった、と思い出し、そちらへ向かったところ、50m位の範囲で5,6頭のメスが訪れていました。なかなか歩道の方に来てくれないのですが、ウツギの蕾に産卵に来た個体を撮影。
私のGWは飛び石連休ですが、今日は目論見が外れたので、連休後半はどこに行くべきか悩みどころです。
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2012.04.21(土)愛知県 豊橋市 葦毛湿原
●ウラゴマダラシジミの幼虫・その後
Nikon D300s VR105mm+TC17EU 内蔵フラッシュ+SB-700(スレーブ)
昼食を済ませて、車で葦毛湿原を訪れました。なぜ車かというと、今回は三脚を持って行きたかったからです。狙いは先々週見つけたウラゴマダラシジミの幼虫。
到着して真っ先に、幼虫がついていた木に向かい捜索を開始しましたが、風が強くて枝がゆらゆらするので目が回りそうでした。(@_@;) 少々気分が悪くなったのですが、葉裏で休んでいる個体を発見!。体長約9mmにまで成長していました。
何だかずいぶん見た目の印象が変わりましたが、頭部の後ろにある茶色の紋様(何と呼ぶのでしょうか?)がイボタの葉の虫食いに見えるので、これは良くできているなと感心しました。
三脚(GITZO G226)にSB-700を乗せるつもりでしたが、幼虫の上から下向きに照射するには高さが足りません。仕方がないので三脚にはカメラを乗せ、SB-700は左手で持つことにし、葉の裏側から照射しています。三脚はもっと軽いものを物色中なのですが、軽いものだと全高が低いので、この辺は悩みどころです。
それはともかく、風が強くて撮影には苦労しましたが、何とか粘ってピントの合ったコマを得る事が出来ました。帰り際、駐車場の脇でアゲハチョウの求愛飛翔を目撃しましたが、交尾には至りませんでした。
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2012.04.15(日)愛知県 岡崎市 北山湿地
●ギフチョウの交尾
Nikon D300s DX55-300mm SB-700(FP発光)
前日までは別の物を撮りに行こうと思っていたのですが、やはりギフチョウの誘惑に負けてしまいました。
早朝から名鉄電車に揺られて「名電山中」駅で下車。ここから北山湿地に行くには、一旦北西に進んでからUターンするようにして1時間ほど歩くのですが、今日は近道をして、駅から北進して湿地の南から入ろうと思いました。で、田舎道をずんずん歩いて行ったのですが、東名高速の高架をくぐったところ、山を切り開いた広大な工場地帯に出くわしました。どうやら最近できたようですが、湿地に向かう道が何処だか分りません。30分ぐらいウロウロしたのですが、結局元の道に戻り、去年と同じルートを歩くことにしました。(湿地周辺の環境はどんどん悪くなるようです。)
こんな事なら近道なんかするんじゃなかったと思いながら到着(´Д`)・・・。
日曜日という事もあって大勢の人と車がやって来ました。ギフチョウも人間と同じくらい多かったです(逆か?)。有名ポイントとなったツツジの前で同業の皆さんと一緒に撮っていたのですが、正午を過ぎるとあまり飛んで来なくなりました。
様子を見に行った人から、奥の方は駄目(ギフチョウが来ていない)と聞かされたのですが、そう言われて天の邪鬼な私は見に行きました。
渓流の上の方にツツジが咲いている場所があったので見上げていると、1頭が飛んで来たかと思ったら、その横からすごい勢いで飛んで来た個体がこれに絡み、近くのサカキの枝にとまりました。
「あっ、交尾だ。」と思って数枚シャッターを切ったところで、メスがオスをつり下げてヨタヨタと交尾飛翔し、川沿いの斜面に静止して交尾が成立しました。
非常に苦しい体勢でした何とか撮影・・・。
Exifを確認すると交尾は30分余り続き、メスは交尾後もしばらくその場所にとどまっていました。
かなり疲れましたが、今日は大満足して帰路に着きました。
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2012.04.08(日)静岡県 豊橋市 葦毛湿原
●ウラゴマダラシジミの幼虫
Nikon D300s Micro60mm 内蔵フラッシュ+SB700(スレーブ)
このところ公私ともに忙しくなかなか休みが取れませんが、朝から用事を済ませ、昼から葦毛湿原を覗いてみました。目当てはイボタガで、ここに生息しているか確信が持てないのですが、他に適当な場所を思いつかなかったのです。
で、やっぱりというか、案の定というか、全く見つけられなかったのですが、葦毛湿原にはこういう時のための保険があり、それが同じイボタノキを食樹とするウラゴマダラシジミです。昨年メスが産卵しているのを目撃していたので、その株の枝先を捜索したところ、体長約4mmの幼虫が見つかりました。何にせよ、狙っていたものが狙い通りに見つかるのは、気持ちが良いものです。(イボタガは見つかってないけど・・・。)
幼虫は頭とお尻が赤褐色で、イボタノキの若芽にそっくりでした。しかし、世間の目は誤魔化せても、私の目は誤魔化せません(?)。葉っぱの光沢と幼虫の光沢が微妙に違うので、慣れると、少し離れていても目につくようになりました。
上の写真はMicro60mmの最大倍率(等倍)ですが、幼虫や卵を撮るにはもう少し倍率が欲しいので、色々検討しているところです。
本日、モンシロチョウ、アゲハチョウ初見。
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2012.04.01(日)静岡県 浜松市 天竜区 枯山
●今年もギフチョウ
Nikon D300s VR105mm
このところ週末になると天気が悪く、今日の天気予報もあまり良くないようなので、1日家で寝ていようかと思ったのですが、やはり思い直して出かけることにしました。
今日はズルをして、麓ではなく、大代集落を通り過ぎて最後の林道の分岐に車を停めました。ここから枯山まで30分、いつもの半分の道のりです。ここ数日寝ている間に「こむら返り」が起こるので、時々「ストレッチマン体操」(←知ってる?)をしながら歩いて行きました。空はどんよりと曇っていますが、尾根で待っていると、10時過ぎになって晴れ間が広がり始めました。
それでも風が強くてギフチョウはなかなか現れませんでしたが、風が弱いポイントを探りながら遊歩道を歩いてみると、ピークの間の窪みに差し掛かったところで飛んで来ました。ピカピカの個体でしたが、とまった位置が悪く、前翅が枯れ葉の下になったので、思い切って後翅のクローズアップを撮ってみました。これ位の大きさに写すと、等倍表示だと麟粉の形状まで良く分かります。久しぶりにVRマイクロを使ったのですが、やはり「切れ」ますね。最近発売されたD800などでは、これはどう写るのでしょうか。
このあと飛んで行ってしまいましたが、同じ個体なのか、もう1頭だけ飛んでいるのが見られました。ちょっと消化不良ですが、まあ、この状況で見られただけで良しとしましょう。(同じ文章を前にも書いた気が・・・。)
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