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2012年2月 |
2012.2.18(土)愛知県 豊橋市
●シロフフユエダシャク
Nikon D300s Micro60mm 内蔵フラッシュ+自作ディフューザー
さて、冬の後半に出現するフユシャクとして、舌を噛みそうな名前の「シロフフユエダシャク」がいます。図鑑などを見ると「普通種」として紹介されているというのに、私はまだ見た事がありませんでした。彼らはコナラやクヌギなどのブナ科の木を食樹としているので、それらが多い豊橋市の里山を訪れる事にしました。
というわけで、気温2℃、寒風の吹く中、捜索開始です。
フユシャクの存在を初めて知ったころは、「そんな真冬に蛾を探している人がいるなんて、きっと変態だわ。」と思っていた(←失礼)のですが、もうすっかりその変態の仲間入りです。
自分の人生に疑問を持ちながらコナラの樹幹を眺めること1時間、ようやく1頭目を発見!。寒さも吹き飛ぶ瞬間です。さらに5時間かかって計4頭を発見しましたが、全て雄です。翅の紋様はそれぞれ微妙に変異がありますが、波型の紋様は横向きにとまっていると樹皮の陰影になじんで目立ちにくいようです。
副産物として、キノカワガや(フユシャクでない)シャクガなどが見つかりました。シロフフユエダシャクのメスはなかなか面白い姿をしているので、来週こそはぜひ見てみたいと思いますが、これから仕事が佳境に入りそうで、時間がとれるか微妙・・・。
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2012.2.12(日)愛知県 豊橋市 豊橋公園
●陸アザラシをさがして
Nikon D300s Micro60mm 内蔵フラッシュ+SB-700(スレーブ)
豊橋公園に生息するフユシャクの全貌を明らかにすべく(←大げさ)、今日も出発です。
この時期は、冬の前半に見られるフユシャクはそろそろ時期が終わりで、後半に見られる種類が出てくる頃だと思います。と言っても、後半組はこれまで個人的にほとんど見た事がありません。(-_-;)
公園では三脚や望遠レンズを担いだ人達がうろうろしていました。あとで話を聞くと、やはりヒレンジャク狙いだそうですが、今年はまだ見られないとの事でした。
その人達を横目にフユシャクを捜索したところ、よく見られるポイントにあるソメイヨシノの樹幹で、メスが見つかりました。
「これは・・・シロオビフユシャク・・・??」
以前見たシロオビフユシャクに似ていますが、シロオビのオスを最後に見てから1か月近くになります。とっくに時期は終わったと思っていたのですが、あるいは別の種類でしょうか? 。ともかく、今シーズン5頭目の「陸アザラシ」(フユシャクのメス)です。
越冬中の蝶では、ウラギンシジミの数がさらに減って、残りはとうとう1頭になりました。
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2012.2.05(日)愛知県 豊橋市 豊橋公園
●カメムシとムラサキシジミ
Nikon1 J1 10-30mm 内蔵フラッシュ+自作ディフューザー
この冬何回目でしょうか、午後から豊橋公園にフユシャクを探しに行きました。
まずはトイレに入ったところ、壁にイチモジフユナミシャクがとまっていました。先週の記事で、そろそろイチモジの時期は終わりと書いたのですが、訂正しなければなりません。別のトイレではウスバフユシャクが見つかりました。できれば樹木にとまっている写真を撮りたいので他の個体を探しまわったのですが、それら以外には全く見つかりませんでした。(−−〆)
ならば、越冬組の蝶と蛾はどうかというと、キノカワガ4頭とウラギンシジミ2頭は同じ位置にいましたが、ムラサキシジミはさらに数が減って2頭になっていました。今日は暖かかったので移動したのかも知れません。上の写真の個体は、昨年末に見つけて以来、カメムシ君と一緒です。見るたびに微妙に位置関係が変化しているのですが、今日はちょうど良い位置にいました。2つ並んでいる姿が何やら微笑ましく思うのは、私だけでしょうか(*^
^*)。
ムラサキシジミの足場はクモの「卵のう」です。隣の枯葉に魅かれてこの位置を選んだのか、クモの巣に引っ掛かっている枯葉を演じているのか、微妙なところです。
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